・病気がわかる2〜3年前に、保険ショップで保険を見直したこと
・「がんになったら何が心配?」と聞かれて、選んだ保障
・節約のつもりが、保険料はかえって高くなったこと
・実際にがんになって、役に立った保険と使わなかった保険

がんになったら、治療費ってどうなるんだろう……。

その不安があったから、病気がわかる前に保険を見直していたんだよね。
見直しに行ったのは「節約したい」と思ったから
病気がわかる2〜3年前、来店型の保険ショップに行きました。いろいろな保険会社の商品を扱っているお店です。
もともとは子どもの保険の相談で行き、そのついでに自分の保険も見てもらいました。
・保険料を節約したかった
・1社でそろえるより、いろいろな会社から選んだほうが安くなると思った
・「いつか自分もがんになるのでは」という不安があった

「2人に1人ががんになる」って、ニュースで見たんだよね……。

もともと心配しやすい性格だから、その言葉がずっと気になっていたよね。
「何が心配?」と聞かれて、お金の不安に気づいた
相談のなかで、担当の方にこう聞かれました。
「がんになったら、何が心配ですか?」

何が心配か……考えたこともなかった。
少し考えて出てきた答えは、「お金が払えなくなること」でした。
がんの治療は長く続き、お金もかかると聞いたことがあったからです。
最近は、抗がん剤の治療も通院ですることが多いそうです。
そこで、すすめられたのがこの2つでした。
- がんと診断されたら、まとまったお金が出る保険
- がんになったら、その後の保険料を払わなくてよくなる特約
まとまったお金なら、通院の費用にも生活費にも使えます。
見直し後の保険は4つになった
見直しの結果、入っている保険はこの4つになりました。

・医療保険:入院や手術のときに出る
・死亡保険:亡くなったときに出る
・収入保障保険:亡くなったときや高度障害のときに、家族へ毎月出る
・がんの保険:がんと診断されたら一時金が出る
これで安心、と思いました。
保険料は、節約どころか高くなった
がんになったら、まとまったお金がもらえる。
そう思えただけで、不安が小さくなってうれしかったです。
でも、もともとは節約したくて相談に行ったはずでした。
保障を増やした分、毎月の保険料はかえって高くなってしまいました。

これ、ずっと払っていけるかな……。
がんの不安を小さくするために入ったのに、今度は別の不安がわいてきました。

安心って、高くつくんだなと思ったよ。
実際にがんになって、役に立ったのは3つ
見直しから2〜3年後、胃がんがわかりました。
治療中のお金は、この3つでまかなえました。
- 入院の費用:医療保険
- 通院の抗がん剤治療:がんの一時金
- 生活費:傷病手当金
一時金は、ほとんど手をつけずに済んだくらいです。
収入保障保険は、亡くなったときや高度障害のときに出る保険です。
今回は、使うことはありませんでした。
保険料が免除になる特約のおかげで、今の支払いは1つだけ。
保障は、そのまま続いています。
治療費がどれくらいかかったかは、こちらの記事にまとめています。
保険より大事だったのは、自分の不安を知ること
振り返ると、公的な支えにもずいぶん助けられました。
特に、高額療養費と傷病手当金の存在は大きかったです。
保険にたくさん入っていなくても、なんとかなった部分はあったと思います。
それでも、見直しておいたおかげで、治療中にお金のことで大きく悩まずに済みました。

じゃあ、保険は入ったほうがいいの?

人それぞれだと思う。自分が何に不安を感じているかを知るのが、まず大事かな。
「何が心配ですか?」と聞かれて、初めて自分の不安がはっきりしました。
保険に入るかどうかより、その問いに向き合えたことが大きかったのかもしれません。
おわりに
保険は、入りすぎると保険料が負担になります。
少なすぎると、不安が残ります。
ちょうどいい形は、人によってちがいます。
漠然とした不安があるなら、一度だれかに相談してみるのもひとつの方法です。
自分が何を心配しているのか、整理するきっかけになると思います。
母の保険見直しに付き添ったときのことは、こちらにまとめています。

この記事は私個人の体験です。保険の内容や必要な保障は、人によってちがいます。加入や見直しは、ご自身の状況に合わせて検討してください。


